ネオジム磁石,銅板,単1乾電池,単3乾電池,エナメル線,一穴穴開けパンチ,セロテープ,ビーズ,DC/DCコンバーター付き発光ダイオード
・発光ダイオードが点滅するスタンディングモーターを作る。
・電池を電源・回転台とし,導線代わりに銅板を使い,発光ダイオードを組み込む。
・電流のオン・オフが発光ダイオードの点滅で分かるので,モーターの仕組みが理解できる。
リニューアル・スタンディングモーターの回路に,発光ダイオードを組み込みます。発光ダイオードを点灯させるには,赤が約2V,青は3V以上の電圧が必要です。しかし,1.5Vでも点灯するDC/DCコンバーター付きのLEDなら,赤でも青でも乾電池1本で光ります。
単1乾電池を電源&回転台にします。まず,長い銅板(0.5㎜厚,11.5㎝×1㎝)を電池のマイナス極にセロテープで固定します。折り曲げてプラス極近くでもテープで固定します。短い銅板(4.5㎝×1㎝)をL字型に折り曲げておきます。この銅板を固定する前に,セロテープを貼って絶縁しておきます。その上にL字型銅板を載せ,さらにLEDのマイナス導線(黒)を載せてセロテープで固定します。プラス側導線(赤)は,反対側のプラス極の平面にテープで固定します。発光ダイオードは極性があるので、つなぎ方を確認して下さい。
超強力な100円ショップの13㎜径ネオジム磁石2〜3個を,プラス極に磁力でくっつけます。コイルやコイルの軸受け穴の作り方などは,No.775「リニューアル・スタンディングモーター」と同様です。
コイルのエナメル皮膜の一方を半分だけ剥がすと、剥がした部分が接している間は、フレミングの左手の法則で説明されるように,通電して回転力が発生します。通電は,発光ダイオードの発光で確認できます。剥がしていない部分が接している間は通電せず,コイルは惰性で回転し,発光ダイオードの光は消えます。そして,また通電による力を得ることで回転し続けます。このように,モーターが回転する仕組みを,LEDの点滅で視覚的に確認しながら理解することができます。
コイルに檻&トラのシールを貼っておくと,高速回転による残像現象でトラが檻に入ります。でも,暗がりでLEDの光を当てると,トラだけが見えます。コイルを反対に入れ替えると檻だけが見えます。これは,エナメルの半分剥がしによる電流のON・OFFのタイミングとLEDの点滅がシンクロしているからです。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) スタンディングモーターを作ろう リニューアル・スタンディングモーター
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|
物理 | 電気,磁気 | 原理法則の理解 | 776 | 春夏秋冬
![]() ![]() ![]() ![]() |
室内;![]() |
普通
![]() ![]() ![]() |
普通
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |